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記憶に残る企業ロゴとは?ロゴ制作のポイントや具体的な作り方をご紹介

記憶に残る企業ロゴとは?ロゴ制作のポイントや具体的な作り方をご紹介

04.282023
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会社を設立する際、社名とあわせて重要なのが「企業ロゴ」。
社名は多くの人がこだわって決める一方、企業ロゴは後回しにされてしまいがちです。しかし、企業ロゴは会社にとっての顔となる重要な存在なので、あるとないとでは大きな差が生まれます。
そこで今回は、企業ロゴを作ることで得られるメリットや制作のポイント、具体的な作り方などについて、詳しく解説していきます。
企業ロゴの意味や詳細が知りたい方、起業に向けてロゴの制作を検討している方は、ぜひ参考にしてください。

企業ロゴを作る意味とは

企業ロゴを作る意味は、一言で表すと「会社の顔を作るため」です。
会社を設立する際、会社名さえあれば法人登記が可能なので、企業ロゴは必須事項ではありません。しかし、普段私たちが他人を認識する際、名前と顔を合わせて覚えるように、会社名だけでは世間に認知してもらうのが難しくなります。
そのとき役立つのが企業ロゴです。会社名が人の名前だとすると、企業ロゴは顔に相当します。企業ロゴという顔があるだけで、顧客や世間への認知度が高まり、会社の業績アップなどを期待することができます。

企業ロゴはいつ作るべき?

企業ロゴはいつ作っても問題ありませんが、できれば会社設立と同時に作ることをおすすめします。
企業ロゴは時間とともに、そして多くの人に認知してもらうことによって、その効力を高めていきます。そのため、できるだけ早い段階で作成した方が、より高い費用対効果が期待できるでしょう。
もちろん、会社設立後に企業ロゴを作っても問題はありません。いつ作っても遅すぎるということはありませんが、作成が早ければ早いほど多くの恩恵が得られるので、思い立ったら早めに作成するとよいでしょう。

企業ロゴを制作することで得られるメリット

企業ロゴを作ると、会社にとっては多くのメリットが生まれます。
ここでは、代表的な3つのメリットについて、詳細を確認していきましょう。

メリット①:会社の認知度・信頼性が高まる

企業ロゴがあると、会社の認知度や信頼性が高まるというメリットを得られます。
人間の脳は、文字情報よりも視覚情報の方が記憶に残りやすい特徴があります。身近なところだと、「芸能人の顔は思い出せるのに、名前は思い出せない」といった現象が好例です。
企業の場合も、会社名だけがある状態と企業ロゴが伴っている状態とでは、顧客や世間からの認知度に大きな差が生まれます。
また、認知度の向上は、そのまま企業への信頼性アップにも繋がります。何度も目に触れて親しみを覚えた企業ロゴは、消費者に安心感を与えてくれるでしょう。

メリット②:社員の帰属意識・モチベーションが向上する

企業ロゴがあると、働く社員たちの帰属意識やモチベーションが向上するというメリットも得られます。
もともとは他人である人々が協働するためには、共通の目的や帰属意識が不可欠です。それを醸成するために、学校ならば制服、国ならば国旗といったように、共通性を表すシンボルが必要とされます。
企業におけるロゴの役割も、制服や国旗と同じです。企業ロゴが入った社章や自社製品を普段から身に付けることで、社員たちの会社への帰属意識が高まり、会社の業績に貢献しようというモチベーションを高めることに繋がります。

メリット③:製品やサービスに統一感が生まれる

企業ロゴを作ることには、会社の製品やサービスに統一感を生むというメリットもあります。
たとえば、具体的な形のある製品を作るメーカーの場合、製品に自社のロゴを付けることで、それぞれが違う用途の製品であっても統一感が生まれます。その結果、「この商品もあのメーカーなのか」という消費者の気づきや愛着に繋がり、ブランディングにもよい影響を与えるでしょう。
また、不定形のサービスを展開する企業の場合でも、看板やパンフレット、WEBサイトのトップなどに自社ロゴを付けることで、全体の印象に統一感が生まれます。
今後、畑違いの業界に新規参入を果たす際も、企業ロゴがあれば全体に統一感が生まれ、軸がぶれることなく企業価値を維持することができるでしょう。

企業ロゴを作る際に意識すべきポイント

企業ロゴは、一度作ったら何年も継続的に使うものなので、できるだけ人々の記憶に残る魅力的なものにしたいですよね。
ここでは、企業ロゴを作る際に意識しておきたいポイントを、全部で4点ご紹介します。これから企業ロゴの制作を行う場合は、ぜひ参考にしてください。

ポイント①:ターゲットに合った色やデザインにする

企業ロゴを作成する際は、自社のターゲットに合った色やデザインにすることを心がけましょう。
企業ロゴの果たす役割として、会社名を認知してもらうことの他に、「どのようなサービスを提供しているか」などのイメージを訴えかける点も重要です。そのため、自社の想定するターゲットがどんな人かを洗い出し、その好みやニーズに合う色・デザインに落とし込むことがポイントとなります。
たとえば、女性向けサービスを展開する場合は、色はピンクやパステルブルーなどの淡い色合いで、角のない丸みを帯びたデザインがよいでしょう。反対に、男性向けに行うサービスの場合は、黒や紺などの濃色を使い、角ばった鋭角デザインの方が刺さるかもしれません。
このように、誰をターゲットとするかで企業ロゴの正解も変わってくるので、まずは自社ターゲットを明確化することが大切です。

ポイント②:親しみやすさを重視する

企業ロゴの作成時、親しみやすいデザインかどうかも重要なポイントです。
企業ロゴは自社の看板やパンフレットにはもちろん、製品やサービスの1つひとつにも付けられます。その際、親しみを感じるロゴであれば、「同じロゴだから」という理由での購入や、サービスのリピートなどを期待することができます。
企業ロゴとしての1つのゴールは、消費者の身の回りに馴染む存在になることです。そのため、日常の中に溶け込んでも違和感が生まれないような、親しみやすいデザインを意識して制作するようにしましょう。

ポイント③:社名やサービスに関連するデザインにする

企業ロゴを作成する際、社名やサービスに関連する意匠を取り入れるようにするのもポイントです。
どんなに企業ロゴが魅力的であっても、それが自社名と関連づかないのであれば意味がありません。そのため、自社の社名や主要サービスを表す文字をロゴに落とし込んだり、イニシャルを象徴的なデザインにしたりといった工夫が必要とされます。
上手く企業ロゴと社名が関連づけられれば、ロゴを見れば会社名が浮かぶという好循環が生まれ、会社の業績アップにもよい影響を及ぼすでしょう。

ポイント④:なるべくシンプルなデザインを心がける

企業ロゴを作る際は、なるべくシンプルなデザインにすることを意識しましょう。
よいロゴにしようと力が入るあまり、カラフル過ぎたりデザインが凝り過ぎたりすると、かえって人々の記憶に残りにくくなってしまいます。最悪の場合、「なんだかゴチャゴチャしている」とマイナスなイメージを持たれてしまう可能性もあります。
各業界の大手企業のロゴを思い浮かべてみてください。成功を収めている企業のロゴは、ほぼ例外なくシンプルなデザインを採用していることがわかるはずです。
そのため、企業ロゴを作成する際は、あれこれと足し算をするのではなく、不要なものを引き算して、シンプルなものにすることを心がけましょう。

企業ロゴの作り方

最後に、企業ロゴを作成するための具体的な方法を確認していきましょう。
ここでは、全部で3つの選択肢について、それぞれのメリット・デメリットをご紹介します。自社にとって都合のよい方法で魅力的な企業ロゴが作れるよう、ぜひ参考にしてください。

作り方①:自社で作る

企業ロゴを作る最もオーソドックスな方法は、社内の人が自作することです。
特にデザイン会社などで、社内にデザイナーが在籍している場合は、そこでロゴ制作を内製化してしまってもよいでしょう。社内で制作が完了すれば、外注するより大幅なコストダウンが図れる点がメリットです。
ただし、充分なノウハウがない状態で企業ロゴを作ろうとしても、よいものができるとは限らない点がデメリットとして挙げられます。

作り方②:クラウドソーシングを利用する

企業ロゴは、クラウドソーシングを使って制作を外注する手もあります。
クラウドソーシングとは、インターネット上のプラットフォームを使って、不特定多数の人に業務発注を行うことを指します。特定の相手を選んで発注するだけでなく、コンペ方式でデザイン案を募ることも可能です。
クラウドソーシングでは、主にフリーランスの個人デザイナーが活躍しているので、法人に依頼するよりも安価に依頼ができる点がメリットです。ただし、そのぶんクオリティは玉石混交なので、費用対効果が高いとは限らない点がデメリットとして挙げられます。

作り方③:プロのデザイナーや制作会社に依頼する

企業ロゴを作る方法として最もおすすめしたいのが、プロのデザイナーや制作会社に依頼することです。
プロに制作を委ねるメリットとしては、客観的に魅力的なロゴを作成してもらえる点が挙げられます。充分なノウハウとセンスを持つプロの手にかかれば、シンプルな中に多くの意味が込められた、魅力的なロゴを作成してもらえるでしょう。
プロに制作依頼するデメリットとしては、相応のコストがかかる点が挙げられます。しかし、長年企業の顔として付き合っていくロゴのためであれば、それなりの額を投資したとしても、長い目ではプラスになると考えてよいでしょう。

まとめ

今回は、企業ロゴについて、制作することで得られるメリットや作る際のポイント、具体的な作り方などを詳しく確認してきました。
企業ロゴは会社にとっての顔のような存在です。ときには会社名よりも広く浸透し、世間からの認知度や自社の信頼性などにも直結する存在なので、数年後に後悔しないよう高クオリティのものを制作しましょう。
弊社RenoBoxでは、企業ロゴの制作を承っております。貴社の企業理念やサービス詳細を踏まえ、ニーズをしっかりヒアリングしたうえで、人々の記憶に残る魅力的な企業ロゴを制作させていただきます。
これから起業する方や、自社ロゴを新しく作ろうと検討している方は、ぜひお気軽にご相談ください。

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