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ブランディングとは?意味や重要性、具体的な事例をわかりやすく解説!
- 05.242024
- CATEGORYブランディング
ブランディングは、ビジネスを行う上で重要な取り組みの1つです。しかし、ブランディングについて見聞きしたことはあるものの、詳しい内容はわからないという方もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、ブランディングの意味や取り組むべきタイミング、ブランディングに力を入れるメリットについてわかりやすく解説します。また、ロゴやWebサイトの制作を通じたブランディングの事例も紹介します。
ブランディングについて理解し、ご自身のビジネスに役立てたい方は、ぜひ参考にしてください。
ブランディングとは?目的と重要性
ブランディングとは、自社が提供する価値や、自社の在り方などを社内外に認知してもらうための取り組みを指します。
ブランドという言葉を見ると、高額な商品やサービスが思い浮かぶかもしれません。しかし、実際には価格帯によらず「安くて美味しい外食チェーンといえば○○」や「気軽に通えるスポーツジムといえば○○」、「法人向けの会計ソフトといえば○○」といった形で想起されることも、ブランド認知に含まれます。
これらの例のように、自社がどのような価値を提供している企業なのかを多くの人に知ってもらうことが、ブランディングの目的です。競合他社との違いを明確に打ち出し、見込み顧客から自社を選んでもらうためにブランディングを行う必要があります。
ブランディングとCI、VIの違い
CI(コーポレートアイデンティティ)やVI(ビジュアルアイデンティティ)はブランディングと混同されやすいものの、それぞれ別の意味を持つ用語です。
CIとは企業の理念や行動指針を策定し、発信する取り組みを指します。ブランディングでは顧客視点から自社のイメージを考えることに対して、CIでは企業視点から自社の理想像を掲げることが主な違いです。
VIとはロゴマークやブランドカラー、パッケージデザインといった視覚的な要素を指します。CIの取り組みの一環として、企業のイメージを視覚的に表現することがVIの役割です。
ただし、CIだけでなくブランディングを行う際にも、ロゴなどの視覚的な要素は活用されます。ブランディングにおけるロゴの重要性については、下記のページもあわせてご参照ください。
ブランディングにおけるロゴの重要性とは?集客効果を高めるポイントも解説
ブランディングとマーケティングの違い
ブランディングとマーケティングは、目的が異なります。マーケティングとは、商品やサービスをより効率的に販売するための取り組みです。マーケティングの施策には、広告による集客やWebサイトからの問い合わせ獲得、既存顧客向けのキャンペーンなどが含まれます。
ブランディングが認知の獲得やイメージ作りを目的としていることに対して、マーケティングは顧客獲得を目的としている点が主な違いです。ただし、広告が多くの人の目に留まることで認知度も高まるなど、マーケティングの施策が結果的にブランディングに役立つケースもあります。
ブランディングに力を入れるメリット
ブランディングに力を入れると、次のようなメリットを得ることが可能です。
自社ならではの価値を伝え購買意欲を高められる
ブランディングによって自社の提供する価値が正しく伝わると、見込み顧客の購買意欲を高められます。特に、商品やサービスを販売するLP(ランディングページ)や、取引先と交換する名刺などのデザインは、購買を促進するための大事な要素です。
リピートや顧客単価の向上につながる
ブランディングには、自社に対する好意的な印象や帰属意識を高める効果があります。商品やサービスをより気に入ってもらい、リピート購入や顧客単価の向上につながることも、ブランディングのメリットです。
社内のモチベーションを高められる
ブランディングに注力すると、自社が顧客に対して提供すべき価値が明確になり、従業員のモチベーションが高まる場合もあります。ブランディングのための取り組みを社内に共有することで、日々取り組む仕事の意義や企業としてあるべき姿勢を示すことが可能です。
採用活動がスムーズになる
自社のブランド認知が広まることで、採用活動でも良い効果が得られます。Webサイトなどで自社のブランドが伝わるようにすると、価値観に共感した求職者から応募してもらうことが可能です。また、自社の認知度が低い状態と比べて、応募してもらえる可能性が高まります。
ブランディングに取り組むべきタイミング
ブランディングは、新たなビジネスを立ち上げる時だけでなく、企業や組織の再編時にも効果的な施策です。ここでは、ブランディングに取り組むべきタイミングについて解説します。
起業する時
法人か個人事業かを問わず、起業する時にはブランディングを行うことがおすすめです。ブランディングに取り組むことで、競合他社との差別化ができます。
自社の特長や独自の価値をロゴや名刺、Webサイトなどで表現すると、見込み顧客や取引先企業の印象に残り、覚えてもらうことが可能です。
新たな商品やサービスを販売する時
起業時だけでなく、新しい商品やサービスを販売する時にも、ブランディングによる効果が得られます。商品やサービスのコンセプトに合わせてブランディングを行うことで、ターゲット層を明確化したり、他にはない独自の魅力を伝えたりできます。
企業や組織を再編する時
企業や組織の再編に伴い、事業内容が変わった時も、ブランディングに取り組むべきタイミングです。すでにあったブランドを刷新する取り組みは、「リブランディング」と呼ばれることもあります。
リブランディングでは、企業ロゴやWebサイトの変更などが行われることが一般的です。顧客が企業に対して抱いている従来のイメージを一新するとともに、新たな目標に向けて社内の意識を統一する効果もあります。
ブランディングの具体的な事例
最後に、ブランディングの具体的な事例を見ていきましょう。弊社RenoBoxで手掛けた事例をもとに、ブランディングを行う方法やポイントについて解説します。
食品ECサイト|和風のシンプルなロゴで商品コンセプトを表現
株式会社AMENOHABAKIRI様の「寧日 neijitsu」ブランディングとして、ECサイトとロゴを制作しました。
「寧日 neijitsu」は、国産の野菜を使ったこだわりの食品を販売するECサイトです。「日本の和の趣を感じ、心と身体が健康になるシンプルで身体想いの食事を大切にしています。」というブランドコンセプトが伝わるように、和風で洗練されたデザインを目指しました。
コーポレートサイト制作とロゴのリニューアルで自社の強みを表現
丸進機業株式会社様ではブランディングと商品情報の掲載を目的としたコーポレートサイトを新規作成し、あわせてロゴもリニューアルしています。
丸進機業株式会社様は、特に絹織物の販売に強みをもつ老舗です。コーポレートサイトがなかったため、自社の特長を印象付けられるようなデザインのサイトを制作しました。
絹織物の白生地をイメージし、サイト訪問者に白、綺麗、ふわっと、エレガントといった印象を与えるような配色とフォントを定義しています。
ロゴは「丸進」という企業名が印象付けられるような、黒丸の中に「進」の漢字を入れたデザインです。また、絹織物に特化した専門性を表現するために、「進」という文字を機織り機に見立てたつくりにし、絹織物や糸が連想されるように工夫しました。
焼き肉店|店名のインパクトに合ったLPやショップカードデザインで食欲を喚起
株式会社Amazing様が運営する焼き肉店「すっごい焼肉」では、LPやショップカード、名刺、動画の制作によりブランディングを行いました。
インパクトのある店名を表現するために、大きな肉の塊がアイキャッチになるようにデザインを制作しています。また、上質な肉の画像から抽出した赤色と、黒を組み合わせた配色により食欲を喚起しつつ、特別感も感じられるようにしたことも工夫したポイントです。
まとめ
今回は、ブランディングとは何か、必要性や取り組むメリットなどについて、具体的な事例を交えつつ確認してきました。
ブランディングを行うことで、自社の提供する独自の価値を多くの人に印象付けられます。競合他社との違いを明確化し、購買意欲を高めたり、リピート促進につながったりすることがブランディングのメリットです。また、社内のモチベーション向上や採用活動にもブランディングが役立ちます。
弊社RenoBoxでは、今回紹介したようなロゴ制作やWebサイト制作などのブランディング向けサービスを提供しております。起業や企業再編などにあたって、ブランディングに取り組みたいとお考えの方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。
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