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メールアドレスとドメインの関係性|独自ドメインでメールアドレスを作る方法

メールアドレスとドメインの関係性|独自ドメインでメールアドレスを作る方法

12.222023
CATEGORYWEB制作


ドメインという言葉は聞いたことがあっても、その正確な意味がわからず困っている方も多いのではないでしょうか。実際ドメインは、メールアドレスの一部にも使われているため、ビジネスでメールアドレスを使用する方にとっては、非常に重要な要素です。
そこで今回は、メールアドレスとドメインの違いや、ドメインの種類、独自ドメインでメールアドレスを作る方法などについて、詳しく解説します。
これからドメインを取得してメールアドレスを作ろうと考えている方は、ぜひ参考にしてください。

ドメインとメールアドレスの違い


ドメインとメールアドレスの違いは、簡単に言うとメールアドレスのどの部分を指すかにあります。
ドメインは、メールアドレスのうち「@」より右側の部分のことです。その一方、メールアドレスは「@」の左側も含めた全体像を指します。
たとえば、sample@renobox.co.jp というメールアドレスがあった場合、この文字列全体がメールアドレスで、「renobox.co.jp」の部分がドメインということになります。

そもそもドメインとは?

そもそもドメインとは、インターネット上の住所に相当するIPアドレスを、人間にわかりやすく表示した文字列のことです。
IPアドレスはコンピュータが識別するため、「123.45.678.90」のような数列で表されます。しかし、この状態だと人間には識別しにくいので、「renobox.co.jp」のようなドメインをこれと紐づけます。その結果、IPアドレスが不明でも、ドメインさえわかればWEBサイトにアクセスできるわけです。
ドメインは、WEBサイトのURLの場合は「https://」の後ろに、メールアドレスの場合は「@」の後ろに付きます。表記される場所こそ違っていますが、インターネット上の所在地を表すという意味では、どちらも同じ役割といってよいでしょう。

メールドメインの種類

メールアドレスに使われるドメインは、主に以下の4種類に分けられます。
1. フリーメールドメイン(@gmail.com等)
2. プロバイダーメールドメイン(@nifty.com等)
3. キャリアメールドメイン(@docomo.ne.jp等)
4. 独自ドメイン(@○○○.com等)

これらのうち、1~3のメールドメインは、いずれも提供先企業の名前が使われているドメインで、言葉を換えれば「借り物のドメイン」です。そのため、同じドメインを使用しているユーザーが他にも多数存在します。
その一方、4つ目の独自ドメインは、自分で任意の文字列を設定し、世界に1つだけのドメインにできます。その結果、顧客からの信頼を獲得したり、自社WEBサイトのURLと一貫性を持たせられたりと、多くのメリットを得られます。
そのため、個人利用の場合は1~3のメールアドレスでも十分ですが、ビジネス用途で使う場合は、独自ドメインを利用するメリットが大きいといえるでしょう。

独自ドメインでメールアドレスを作る方法


ここでは、独自ドメインでメールアドレスを作る方法を、4つのステップに沿って解説していきます。
これからメールアドレスを作成する予定のある方は、ぜひ参考にしてください。

ステップ①:独自ドメインを取得する

最初のステップは、独自ドメインを取得することです。独自ドメインは、ドメイン管理会社のWEBサイトで申請すれば取得できます。
独自ドメインは「○○○.com」といった文字列の○○○の部分を任意に設定できます。既に使用している人がいない文字列であれば、好きなものに設定して問題ありません。
ただし、「.com」などの部分はTLD(トップレベルドメイン)と呼ばれ、あらかじめ用意されているものから選ぶ必要があります。

ステップ②:サーバーを契約する

2番目のステップは、メールアドレスを運用するサーバーを用意することです。
サーバーを自前で用意する手段もありますが、多大なリソースが必要なので、レンタルサーバーを利用する方が一般的です。
独自ドメインを持っていても、サーバーが無ければ、メールの送受信ができません。なお、レンタルサーバー業者の中には、独自ドメインの取得もセットでできるサービスを実施しているところもあります。その場合、後述するDNSサーバーの設定も含めて一括で行えるので、手間を大きく省けます。

ステップ③:DNSサーバーを設定する

3番目のステップは、DNSサーバーの設定を行うことです。
DNSとは「ドメインネームシステム」の略称で、ドメインとIPアドレスの紐付け作業を意味します。DNSサーバー設定ができていないと、メールの送受信はもちろん、WEBサイトの表示もできないので注意しましょう。
なお、レンタルサーバーを使用する場合は、DNSサーバー設定もまとめて代行してもらえるのが一般的です。

ステップ④:メールアカウントを作成する

最後のステップは、サーバー内でのメールアカウントの作成です。
メールアカウントとは、そのメールアドレスを利用するためのユーザー名のことです。利用時に照会するパスワードも、このタイミングで設定しましょう。
メールアカウントの具体的な作成方法は、各レンタル―サーバー業者によって異なるので、手順などの詳細は各サイトで確認するようにしてください。

まとめ

今回は、メールアドレスとドメインの関係性や違い、独自ドメインでメールアドレスを作る方法などについて、詳しく確認してきました。
ドメインとは、インターネット上の住所の役割を果たす文字列で、メールアドレスでは「@」の右側部分を指します。個人利用の場合は、フリーメールやプロバイダーメールなどのドメインでもよいですが、ビジネスで使用する場合は独自ドメインがおすすめです。

弊社RenoBoxでは、ホームページ制作サービスを実施しております。ホームページとメールアドレス両方で使えるドメインの取得を含め、1からサポートさせていただきます。これからホームページ制作や、新しくメールアドレスを取得しようか検討している方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。

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