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WEBサイトはレスポンシブ対応必須!その理由や詳しいメリットを徹底解説
- 09.082023
- CATEGORYWEB制作
WEBサイトを制作する際、レスポンシブ対応(スマホ対応)しているかどうかは非常に重要なポイントとなります。しかし、そのように言われてもなぜレスポンシブ対応がそこまで重要視されるのか、今一つピンと来ていない方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、そもそもレスポンシブ対応とは何なのかという基本から、WEBサイトにレスポンシブ対応が必要な詳しい理由、具体的なメリットなどについて、詳しく解説します。
レスポンシブ対応の意味や重要性がわからず困っている方は、ぜひ参考にしてください。
そもそもレスポンシブ対応とは?
そもそもWEBサイトのレスポンシブ対応とは、WEBサイトの表示をスマートフォン画面に最適化させる措置のことです。別の表現では「モバイルフレンドリー」と呼ばれることもあります。
ところで、皆さんは今この記事をPCでご覧いただいているでしょうか。それとも、スマートフォン(またはタブレット)でご覧いただいているでしょうか。いずれの場合にしても、このサイトの文章は同様に読みやすく画面表示されているはずですが、それはレスポンシブ対応がされているからです。
レスポンシブ対応されていないWEBサイトだと、スマートフォンで読みにくかったり、そもそも表示できなかったりして、多くのコンバージョン機会を逃してしまいます。そのため、今後WEBサイトを制作する際は、レスポンシブ対応が必須だといわれているのです。
WEBサイトのすべてがスマートフォンで見やすいわけではない
中には、「WEBサイトなのだからスマートフォンで見やすいのは当たり前ではないか?」と思う人もいるでしょうが、それは誤りです。
インターネットの発達してきた歴史を見ると、WEBサイトの閲覧は、長い間ずっとPCで行われてきました。そのため、PCの画面で閲覧することだけを前提としているWEBサイトが一定数あり、スマートフォンの画面では表記が乱れたり、画面比率がおかしくなったりしてしまいます。
そのため、WEBサイトが自動的にレスポンシブ対応になるわけではない点については、あらかじめ注意しておく必要があるでしょう。
WEBサイトにレスポンシブ対応が必須な理由とは?
ここからは、WEBサイトにレスポンシブ対応が必須である理由を2つ厳選してご紹介します。
なぜレスポンシブ対応がそこまで求められるのか、まだ腑に落ちない方は、ぜひ参考にしてください。
理由①:現代のWEB閲覧はスマートフォンが主流だから
WEBサイトをレスポンシブ対応させるべき最大の理由は、現代のWEB閲覧の主流がスマートフォンだからです。
総務省が実施した調査によれば、2021年時点での端末ごとのインターネット利用率は、スマートフォンが68.5%、PCが48.1%と、PCよりスマートフォンの方が高いと報告されています。
また同調査では、情報通信機器の世帯保有率がスマートフォン88.6%、PCで69.8%とも報告されており、スマートフォンしか持たない世帯も増えていることを示しています。
これらのデータからもわかる通り、現代ではWEBサイトを閲覧する際、ほとんどの人がスマートフォンを使います。そのため、WEBサイトをレスポンシブ対応させることは、WEBマーケティングにおける重要な第一歩だといえるでしょう。
参考:デジタル活用の動向|情報通信白書令和4年版
理由②:Googleからの評価が上がるから
WEBサイトをレスポンシブ対応させるべき2つ目の理由は、それによってGoogleからのサイト評価が上がる可能性が高まるからです。
Googleでは、WEBサイトをインデックス登録する際に「インデックス登録とランキングの決定にモバイル版のコンテンツを使用する」と明言し、これを「モバイルファーストインデックス」と呼んでいます。
これは簡単に言うと、スマートフォンに表示させた状態を基準として、そのWEBサイトの評価を決定するということです。その結果、レスポンシブ対応しておらず、表記が乱れたりバランスが崩れたりするWEBサイトは、インデックスにおいて大きなハンディキャップを背負うことになります。
WEBサイトにとって、Googleからの評価は検索順位に直接影響するため、無視できません。このことも、WEB制作時にレスポンシブ対応が必須といわれる大きな理由です。
参考:モバイル ファースト インデックスの展開|Google検索セントラル
WEBサイトをレスポンシブ対応させるメリット
WEBサイトをレスポンシブ対応させる重要性が理解できたところで、それによって得られるメリットについても確認しておきましょう。
ここでは、代表的な2つのメリットについて、詳しくご紹介します。
メリット①;商品やサービスのコンバージョンが上昇する
企業のWEBサイトをレスポンシブ対応させると、商品の購入や問い合わせ、サービスの利用率アップなど、各種コンバージョンを大きく上昇させるメリットが得られます。
先述の通り、現代人の大半がスマートフォンでインターネットをチェックします。そのため、WEBサイトをそこで見やすいように最適化していれば、ユーザーからの評価が高まり、結果的にコンバージョンにも好影響をもたらすのです。
自社のWEBマーケティングにおいて、なかなかコンバージョンが上がらずに悩んでいる方は、レスポンシブ対応がされているかどうか、確認してみるとよいでしょう。
メリット②;WEBサイトのSEO順位がアップする
WEBサイトをレスポンシブ対応させるメリットには、SEO順位のアップを期待できる点も挙げられます。
SEO順位とは、GoogleなどのWEB検索画面での順位のことです。先述の通り、Googleはモバイルファーストインデックスを重視しているため、レスポンシブ対応されているWEBサイトは評価が上がり、SEOで上位表示されやすくなります。
また、後述するレスポンスデザインを採用しているサイトの場合は、PC向けとスマートフォン向けに同じHTMLが使われるので、両者からのアクセスが総合的に評価され、SEOに好影響を与えます。
そのため、自社サイトのSEO順位がなかなか上がらず困っている場合は、レスポンシブ対応ができているか、今一度チェックしてみることをおすすめします。
レスポンシブ対応のWEBサイトを制作する方法
ここからは、具体的にどうやってレスポンシブ対応のWEBサイトを制作するか、代表的な2つの方法を確認していきます。
これからWEBサイトのレスポンシブ対応を検討する際は、ぜひ参考にしてください。
方法①:PC用とは別にスマートフォン用のサイトを作る
既にPC用のWEBサイトがある場合は、それとは別に、新しくスマートフォン用のサイトを作るという方法があります。
この方法を採用するメリットとしては、PCとスマートフォンのそれぞれに最適化したサイトが作れる点が挙げられます。そのため、スマートフォンだけをターゲットにサイトを作り込みたい場合は、選ぶ価値があるといえるでしょう。
しかし、PCサイトとレスポンシブ対応サイトを別々に作ることから、制作や運用にかかる手間も2倍かかる点がデメリットとして挙げられます。
そのため、リソースに余裕がない場合は、次に挙げるレスポンシブデザインも検討するとよいでしょう。
方法②:レスポンシブデザインを利用する
PCとスマートフォン両方で見やすいサイトを新規で作る場合は、レスポンシブデザインを使ってWEB制作を行うのがおすすめです。
レスポンシブデザインとは、1つのHTML(サイトの設計図のようなもの)だけを使い、それをPCやスマートフォンなど、閲覧端末ごとに最適化させて表示する仕様のことです。
先ほど挙げたPCとレスポンシブ対応で別々にサイトを作る方法だと、2つのHTMLを構築する必要がありましたが、こちらは1つで済むため大幅なリソースカットになります。そのため、近年ではレスポンシブ対応のWEBサイトを作る際、レスポンシブデザインを使うのが主流となってきています。
ただし、レスポンシブデザインは良くも悪くもPCとスマートフォンを平等に扱うため、大容量の画像ファイルは表示が重くなるなど、いくつか注意点もあります。
そのため、自社で十分なノウハウがない場合は、WEB制作会社にアウトソーシングすることも検討するとよいでしょう。
まとめ
今回は、WEBサイトに必須であるレスポンシブ対応について、重視される理由や得られるメリット、レスポンシブ対応サイトの制作方法などを確認してきました。
現在のインターネット利用の主流はスマートフォンであり、その流れは今後更に強まっていくでしょう。そのため、WEBマーケティングで成功を収めるためには、レスポンシブ対応していることは絶対条件だといえます。
弊社RenoBoxでは、WEBサイト制作サービスを実施しております。レスポンシブ対応を含め、お客様のニーズに合わせてサポートさせていただきますので、WEBサイト制作でお困りごとがあれば、ぜひお気軽にお問い合わせください。
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