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コーポレートサイトとは?制作の目的・メリットや掲載内容、Web制作会社を選ぶポイントを紹介

コーポレートサイトとは?制作の目的・メリットや掲載内容、Web制作会社を選ぶポイントを紹介

05.192023
CATEGORYWEB制作


ビジネスにおいてデジタル化・IT化が進む昨今、企業が顧客や求職者、株主などに対して自社の情報を発信するうえで、コーポレートサイトの重要度が高まっています。
本記事では、コーポレートサイトとはどのようなWebサイトなのか、制作する目的・メリットや方法、外注時にWeb制作会社選びを成功させるためのポイントなどを紹介します。

コーポレートサイトとは?

コーポレートサイトとは、自社の概要や製品、採用、IRなどの情報を発信する企業サイトのことです。コーポレートサイトの特徴は、事業目的で運営されている点にあります。
例えば、顧客との取引につながるお問い合わせフォームや製品に関する資料ダウンロードフォームを設置したり、求職者からの採用応募を受け付けたりして、直接的あるいは間接的に自社の事業に貢献するサイトとして運営されるケースがほとんどです。

コーポレートサイトとその他の企業サイトの違い

企業が運営するWebサイトには、コーポレートサイト以外にもさまざまな種類があります。ここからは、企業サイトの代表例とコーポレートサイトとの違いを解説します。

サービスサイトとコーポレートサイトの違い

サービスサイトとは、企業が提供している製品に関する情報の発信に特化したWebサイトです。コーポレートサイトが会社の看板のような役割を担っているのに対して、サービスサイトではとりわけ顧客に対する営業活動の役割を担っています。

ECサイトとコーポレートサイトの違い

ECサイトとは、製品の販売を目的とするWebサイトです。コーポレートサイトと同様に製品のPRポイントや価格などの情報を掲載するだけでなく、決済方法や配送先の指定など購入フォームが設置されます。ECサイトの特徴は、販売の場としての役割に特化している点です。

採用サイトとコーポレートサイトの違い

採用サイトとは、自社に興味があったり応募したいと考えていたりする求職者に向けて、自社の情報を提供するWebサイトです。自社で働く魅力や労働環境に関する情報の提供に特化しているほか、採用の応募窓口としての役割を担っている点も特徴的です。

オウンドメディアとコーポレートサイトの違い

オウンドメディアとは、自社が所有するメディアのことです。例えば、ホームページ、ブログ、SNSアカウント、情報誌などが挙げられます。

オウンドメディアとコーポレートサイトの大きな違いは、コミュニケーションと情報提供の差にあります。オウンドメディアはコミュニケーションしながら情報提供を行うのに対して、コーポレートサイトでは自社の考え方や製品を一方的に伝える傾向があります。

コーポレートサイトを制作する目的・メリット

コーポレートサイトを制作する最大の目的・メリットは、企業が発信する情報を必要な人へ届けることです。ここでは、顧客、求職者、株主・投資家の三者に対する目的・メリットを順番に解説します。

顧客に自社製品を伝える

顧客に向けたコーポレートサイト制作の役割は、自社製品の情報を総合的に知ってもらうことです。自社製品の魅力やその製品を提供するに至った経緯などを伝え、顧客に興味と信頼感を持ってもらうことが大きな目的です。
コーポレートサイトを制作すれば、特定の製品だけでなく、自社の事業全体を1つのサイト内で顧客に見てもらえます。これにより、顧客との新たな接点を作りやすくなる点はメリットです。

求職者に自社の魅力を伝える

求職者に対して、コーポレートサイトは、自社で働くモチベーションを向上させる役割を果たします。この目的を達成するには、募集しているポジションや条件など最低限の情報だけでなく、実際に働く社員のインタビューなど、入社した場合のイメージが湧きやすいコンテンツも掲載することが望ましいです。

株主や投資家に企業価値を伝える

上場企業の場合、コーポレートサイトは株主や投資家に対して情報提供を行う役割も担います。株主や投資家にとって、コーポレートサイトは投資すべき企業かどうかを判断するための情報を得る場所です。株主・投資家の意思決定を助けるためには、コーポレートサイトにIR情報を集約させて一覧生を高めておくことが大切です。

コーポレートサイトの制作方法・流れ

本章では、コーポレートサイトの制作方法を実際の流れに沿って解説します。

1. 目的・ターゲットの設定

コーポレートサイトは汎用性が高いためさまざまな役割を果たしてくれますが、目的を明確に定めないと訴求がずれてしまい、成果につながりにくくなる側面があります。コーポレートサイトの目的によってサイト全体の設計が変わるため、企業の状況を見極めながら目的を設定することが望ましいです。

目的と並行して、ターゲットの設定も行います。コーポレートサイトを訪れるユーザーは多種多様であり、多くのターゲットに向けてサイトを制作すると、結果的に誰に向けたサイトなのかわからなくなってしまいがちです。訴求がターゲットと合致しない場合、サイトを離脱する原因となり目的を達成できなくなるため、ターゲットの設定が重要です。ターゲットの選定に悩む場合は、優先順位をつけることが望ましいです。

2. 掲載したい情報の洗い出し

目的とターゲットを設定したら、掲載したい情報を洗い出します。
コーポレートサイトに掲載する情報を大別すると、以下の3つです。

  • ターゲットのほしがる情報
  • 自社ならではの情報・強み
  • 社内の雰囲気がわかる情報

上記をさらに細分化すると、以下の内容が挙げられます。

  • 会社概要:会社の連絡先や住所、アクセス方法など
  • 自社の強み:他社と違うメリットを提供できるのかを伝えるコンテンツ
  • 製品紹介:提供する製品の紹介
  • 価格:価格情報を公表したくない場合、資料請求・お問い合わせの設置が望ましい
  • 実績:過去の実績を掲載
  • お客様の声:顧客の抱えていた課題と自社製品による解決のつながりをアピール
  • よくある質問:他のページで掲載しきれなかった情報をQAコンテンツで補足
  • お知らせ:年末年始の営業案内、新製品告知、セミナー案内、最新トピックスを発信
  • 採用情報:求職者が自社とマッチするか判断できる情報を掲載(例:会社独自の文化・価値観、社員紹介)
  • お問い合わせ・資料請求フォーム:営業時間外でも自由に問い合わせできるよう設置

これらの項目をどのように掲載するのか、上記以外の情報も追加するのかによってサイト設計が変わるため、入念に洗い出しましょう。

3. ワイヤーフレーム、サイトマップの企画構成

ここまでの作業が終わったら、ワイヤーフレームやサイトマップを使用し、整理とレイアウトの確定を行う企画構成の段階に入ります。
ワイヤーフレームとは、サイトの各ページにどのようなコンテンツを配置するかをまとめたものです。コーポレートサイトの目的とターゲティングの優先順位をもとに、どの情報をどこに配置するのか検討しましょう。

ワイヤーフレームの作成が終了したら、サイトマップ作成に移ります。サイトマップとは、サイトのページを階層上に配置したものです。サイトマップの作成では各ページをカテゴリー分けし、サイトのどの階層に配置するのかを決めます。

4. デザインの決定

ワイヤーフレームとサイトマップをもとに、目的・ターゲットに合わせたデザインを決めます。サイトのデザインが目的・ターゲットに合致しているかどうかは、成果を大きく左右するため、ターゲットの立場から検討しなければなりません。

5. サイトの構築作業

デザインが完成したら、サイトの構築に入ります。実際には前ステップまでの作業を自社で行い、構築作業以降はWeb制作会社に外注するケースが多いです。構築が終わると、最終チェックとテストを経て、コーポレートサイトが公開されます。

コーポレートサイト制作は内製とWeb制作会社への外注のどちらがよい?

コーポレートサイトは、自社で内製する場合とWeb制作会社に外注する場合、それぞれのケースにメリットがあります。社内の状況や予算などに応じて検討しましょう。

内製が望ましいケース

社内でWeb制作のクオリティを担保できる保障があるケースでは、内製が望ましいと考えられます。
内製でコーポレートサイト制作を行う場合、社内にデザイナーやエンジニアが常駐していることから、緊急の対応が求められる場合にもスピーディーに対応できます。また、自社のことを深く理解し、すでにコミュニケーションの取れている相手に相談できるため、自社に合った思いどおりのデザインでコーポレートサイト制作を行えるメリットがあります。

ただし、コーポレートサイト制作を進めるには、質の高いデザイナー・エンジニア・Webマーケティングなどが求められます。そのため、内製が望ましいのは、社内にWeb制作に精通する人材がそろっており、人的リソースが確保できるケースに限ります。

Web制作会社への外注が望ましいケース

コーポレートサイトを集客や採用に活用したいケース、自社のブランディング強化を図りたいケース、サイト制作にかかる時間を削減したいケースなどでは、Web制作会社に外注することが望ましいです。
Web制作会社は、コーポレートサイトの外観・機能を充実させるだけでなく、成果につながるサイトを作るプロフェッショナルです。企業の業績アップや採用効率化、ビジネスチャンス拡大などの目標を達成するうえで、制作会社への外注は効果的な施策だといえます。

まとめ

今回は、コーポレートサイトついて、目的や得られる効果、具体的な制作手順などを確認してきました。
弊社RenoBoxでは、コーポレートサイト制作サービスを実施しております。新規作成から既存サイトのリニューアルに至るまで、ニーズに合わせて柔軟に対応いたしますので、何かお困りごとがあれば、お気軽にご相談ください。

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