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ランディングページ(LP)とコーポレートサイトの違いとは?

ランディングページ(LP)とコーポレートサイトの違いとは?

04.272023
CATEGORYWEB制作


Webサイトにはいろいろな種類があります。よく聞く「ランディングページ」「コーポレートサイト」は構成やデザインなどに大きな違いがあり、それぞれの持つ目的を達成できるように作られているのです。

ランディングページとコーポレートサイトは、使い分けが重要。そこで、ランディングページとコーポレートサイトについて詳しく解説します。

ランディングページ(LP)とコーポレートサイトの違いとは?

ランディングページとコーポレートサイトは、比べてみるといろいろな違いあります。デザインや構成、そしてページの持つ目的も違っているのです。ここでは、ランディングページとコーポレートサイトの違いを解説します。

ページの目的が違う

ランディングページとコーポレートサイトでは、ページの目的が違います。ランディングページとは「特定のサービスや商品を紹介して、購入・契約してもらうことに特化したページ」です。

コーポレートサイトは「企業を紹介し、知ってもらうためのサイト」です。ステークホルダー(利害関係者)とのコミュニケーションの場にもなるもので、企業に関する総合的な情報について記載されています。

ページの構成が違う

ランディングページの目的は、商品の購入・契約に繋げることです。そのため、この目的に特化した構成になっています。具体的には「ファーストビュー」「ボディ」「クロージング」の3部分に別れており、それぞれに入る要素が違います。

 

ファーストビューでは「キャッチコピー」「アイキャッチ画像」「CTA(行動喚起)ボタン」が設置されます。ボディでは「導入文」「商品やサービスの情報」「体験談、メディアへの掲載実績、SNSでの声」が、クロージングでは「FAQ(よくある質問)」「導入の流れ」「入力フォーム(購入・登録)」が設置され、購入・契約を促すのです。

 

対してコーポレートサイトの構成要素には「会社概要」「サービス・事業の説明」「お問い合わせフォーム」「採用情報」「IR情報」などがあります。

ページのデザインが違う

ランディングページとコーポレートサイトでは、デザインが大きく違います。特にランディングページは、通常のWebサイトとは大きく違うデザインです。

 

特徴としては「縦長1ページでレイアウトされている」「画像を多用し、インパクト重視で目を引く」「外のページへ行くリンクがほとんどない」があります。

他のページへ行かなくても1ページで知りたい情報が手に入り、インパクト重視で興味を持たせ、ページ外リンクを減らすことで離脱を防ぎ、購入に繋げていくわけです。

 

コーポレートサイトは、企業情報を正確に、そしてわかりやすく伝えることが求められます。そのためシンプルなデザインが多く用いられます。いくつかのページに分けることで、知りたい情報を探しやすくしていることが多いです。

 

ランディングページのメリットとデメリット

ランディングページは商品やサービスを売るのにぴったりですが、いいことばかりではありません。導入するにあたっては、メリットとデメリットをよく検討する必要があります。ここではランディングページの持つメリットとデメリットを紹介します。

ランディングページのメリット

ランディングページのメリットは、何と言っても「売り上げにつながりやすい」ことです。ある商品やサービスを徹底的に紹介し、CTAボタンで購入行動を呼び起こすようになっています。このように売るための仕掛けを満載しているため、売り上げにつながりやすいのです。

 

また「商品に興味がある人を集めやすい」というメリットもあります。ランディングページは基本的に「ひとつの商品・サービスに対して1ページ」という形式のために検索上位になりにくく、興味のない人は見に行きにくい構造になっています。

それは反対から見れば「興味があるからそのページを訪れた」ということ。興味がある人が訪れるからこそ、コンバージョンは高くなるのです。

 

さらにデザインの特性上「ページ離脱率が低い」のもメリットのひとつ。1ページ縦長のデザインが多いのは、順番に説明することはもちろん、他ページへのリンクを減らしてランディングページに集中させる意味があります。

離脱率が低ければ、ページを最後まで見てくれる可能性が高くなります。そこから購入行動につなげていけるのがランディングページの特徴です。

ランディングページのデメリット

いいことづくめのように見えるランディングページですが、当然デメリットもあります。そのうちのひとつが「費用が高額になりやすい」ということ。ランディングページは売るための仕掛けが多くしてあり、デザインを外注したりコーディングを外注したり、何かとお金がかかるのです。

さらに、ランディングページは1つの商品・サービスにつき1ページが基本です。複数のサービスや商品を紹介するなら、当然その数だけランディングページが必要になってきて、さらに費用がかさみます。

 

また、これはメリットの裏返しでもあるのですが「ランディングページへ訪れるのは限られた人」であるということ。ランディングページはサイト内に作るわけではなく、基本的には独立して作られます。

つまりサイトが検索上位に表示されやすくても、ランディングページがそうではないということが起こります。ランディングページはSNSのリンクや各種サイトの広告からの流入が多く、検索からはたどりつきにくいのはこれが原因です。

より多くの人に自社のサービスをと考える場合、ランディングページは不向きであると言えるでしょう。

 

ランディングページとコーポレートサイトの使い分け方法

ランディングページとコーポレートサイトは、使い分けが肝心です。それぞれに得意なことがあるのですから、その分野で働いてもらいましょう。ここではランディングページとコーポレートサイトの使い分けについて紹介します。

ランディングページは「売りたい商品・サービス」を絞って

ランディングページは「売ること」に特化したページです。かといって、すべての商品やサービスにランディングページを作っていると、費用がかさんでしまいます。そのため、売りたい商品やサービスを絞って運用するのがおすすめです。

 

特に起業したての会社で商品やサービスが少ない場合や、大きな企業でも新商品・新サービスをスタートダッシュをかけて売りたい場合は効果的です。またランディングページは訪れる人が限られることから、ターゲットがそれほど広くない商品・サービスをアピールするのに向いています。

コーポレートサイトは企業の紹介メインに

コーポレートサイトは「企業の顔」と言っても過言ではありません。その企業がどんな信念を持って活動しているのか、どんなサービスの種類があるのかを紹介するのがコーポレートサイトの役割。

商品やサービスに限らず「企業を知ってもらいたい」「企業の情報を発信する」という役割を意識して運用するのがおすすめです。また売りたい商品・サービスのターゲット層が広い場合も、コーポレートサイトを活用するのがおすすめ。

検索上位になりやすく、より多くの人がサイトを訪れる可能性が高いからです。

まとめ

コーポレートサイトは多くの企業が持っていますが、ランディングページはそれほど多く見るわけではありません。それは、興味がある人が入ってくるような特徴があるからです。逆にコーポレートサイトは、幅広く多くの人に見られやすいものです。

ランディングページとコーポレートサイトには、それぞれに特徴があります。そのサイトにどんな目的を持たせるのかをしっかり考えて、使い分けをしていきましょう。

 

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